全世界を恐怖の渦に陥れている新型コロナウイルス。
アメリカの研究チームによると、通常の風邪を引き起こす既存の4種類の”ヒトコロナウイルス”のように定着するまでに10年程度かかると発表し、話題を呼んでいます。
このように、人に感染するコロナ感染症のことを、”ヒトコロナウイルス”と呼んでいます。
このヒトコロナウイルスには、今回の新型コロナウイルスを含めて全部で7種類あるそうです。
・ヒトコロナウイルスってどんな種類があるの?
・新型コロナウイルスとは何が違うんだろう。
という疑問を持たれる人も多いのでは。
今回は、既存のヒトコロナウイルスの種類について、まとめて見ました。
また、新型コロナウイルスと何が違うのか、についてもまとめて見ましたので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ヒトコロナウイルスとは?
【米大学が試算】新型コロナ、10年後は普通の風邪として定着かhttps://t.co/DJrob4Tgbk
新型コロナウイルス感染症は、通常の風邪を引き起こす既存の4種類のヒトコロナウイルスのように定着するまでに10年程度かかるとの試算を、米大研究チームがまとめた。
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 18, 2021
まずヒトコロナウイルスとは、文字通り”人に感染するコロナウイルス”のことをヒトコロナウイルスと呼んでいます。
ヒトコロナウイルスには、今回の新型コロナウイルスを含めると全部で7種類のウイルスが存在しています。
そのうちの、4種類が通常の風邪を引き起こす既存のヒトコロナウイルスとして、扱われています。
では、その4種類のヒトコロナウイルスには、どんな種類があるのか見ていきたいと思います。
ヒトコロナウイルスの種類
今回紹介する4種類のヒトコロナウイルスは、一般的に風邪の症状を引き起こすウイルスとなります。
新型コロナウイルスの脅威により、「コロナウイルスはヤバいウイルス!」という事が定着していますが、コロナウイルスにも種類があり、普遍的に発症している軽度な風邪もコロナウイルスの一種とされています。
では、通常の風邪を引き起こす既存の4種類のヒトコロナウイルスについて、見ていきましょう。
■ヒトコロナウイルス-229E
まず初めに紹介するのが、「ヒトコロナウイルス-229E」というヒトコロナウイルスです。このウイルスは、ヒトを始め、コウモリなどの哺乳類に感染するウイルスです。ヒトに感染するコロナウイルスとして初めて発見されたウイルスであり、5歳以下の小児に感染が多く見られる風邪のウイルスになります。
■ヒトコロナウイルス-NL63
続いて、「ヒトコロナウイルス-NL63」というヒトコロナウイルス。ヒトに呼吸器感染症を引き起こすコロナウイルスの1種として扱われています。このウイルスは重症化するリスクももっており、非常に怖いウイルスになります。
■ヒトコロナウイルス-HKU1
「ヒトコロナウイルス-HKU1」というウイルスは、ヒトに感染すると肺炎、気管支炎を発症するリスクを持っています。2005年に香港で初めて発見されましたが、研究を進めていくとすでに全世界で感染が蔓延していたことが分かったそうです。
■ヒトコロナウイルス-OC43
最後に紹介する4種類目のヒトコロナウイルスが「ヒトコロナウイルス-OC43」というウイルスです。こちらも普遍的な風邪ウイルスの一種になりますが、2008年の研究では、成人の90.8%がこのウイルスに対する抗体を持っていることが分かりました。ただし、死亡例も確認されており油断できないウイルスとなっています。
新型コロナウイルスとの違いは?
コロナウイルスとはいっても、風邪の症状として扱われているのもコロナウイルスと呼ばれているので、なにがどう違うのか気になりますよね。
では、いま現在全世界で流行している”新型コロナウイルス”とは一体なんなのでしょうか。
今回の新型コロナウイルスは「COVID-19」と呼ばれるコロナウイルスになります。
先ほど紹介した4種類のヒトコロナウイルスと同様に、大きく分けると風邪のウイルスの一種とされています。
大きく違うのは、やはり重症化するリスクが高いというところでしょう。
また、無症状であるのに感染しているというところもこのウイルスの恐ろしいところでしょう。
もちろん、ウイルスの構造だったりが異なったりしているわけですが、無症状の場合もあれば重症化する可能性もあり、一般的な風邪のウイルスとは単に同じとは言えない状態です。
最初の話に話題に戻りますが、今回発見された新型コロナウイルスが、先ほど紹介した4種類のコロナウイルス(普遍的な風邪の症状)のように扱われるようになるまで大体10年くらいはかかるでしょう、といった話のようです。
あくまで、仮であり、だったらいいな!くらいの感覚みたいですね。
まとめ
今回は、ヒトコロナウイルスの種類や新型コロナウイルスとの違いについてみていきました。
ヒトに感染するコロナウイルスの総称をヒトコロナウイルスと呼んでおり、そのうち4種類は一般的な風邪の症状として扱われています。
新型コロナウイルスに関しては、無症状にもかかわらず感染していたり、重症化するリスクが高いなど、一般的なコロナウイルスとは大きく異なっているようです。
この状態がいつまで続くか分からない、不安な日々ですが、常に希望の光を胸に未来へ突き進んでいくしかないと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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